新・幕末純情伝を観劇した日の話(観劇後)
肝心な感想部分を何日も放置してる私です。
やっぱりノッてる時に書ききらないとダメですね。
お手数ですが、いきなり此処から読み始めるのもいいんですが
1つ前と2つ前の記事を読んで頂けるとより良いかなと思います。
蛇足の蛇足ですけども、本当お時間ありましたら是非・・・。
客層は本当に半々くらい。
玲奈さんヲタかな?って人と、その他2,5次元俳優さんのヲタかな?と
男女比はほぼ差がなかったです。
考えてみれば、周りの役者さん達は本当ベテランばかりですからね。
特番でも練習していた玲奈さんの登場シーン
後でプロデューサーのツイートで知る事になるエピソード。
劇中、総司登場で歌っている北出菜奈の曲は、慣例に従い松井玲奈本人の選曲だ。歴史的には明確な記録が無いのだが北出菜奈は子供の頃「銀ちゃんが逝く」の子役で、つかさんの舞台に出ていた…松井はその事を全く知らずにこの曲を持ってきた。歴史とは面白い偶然を呼び込む。歴代No.1の完成度だ!!
— 岡村俊一 (@okamurashunichi) 2016年6月26日
この曲がまた凄く格好良くてですね。
私は稽古の時から即ハマッて即iTunesで購入しました。
それ位、主役の登場に華を添えた曲でした。
赤いジャージに黒髪をキュッと結った玲奈さんが舞台ど真ん中から歩いて
斬りかかってくる男達を切り返していく。本当にゾクゾクしました。
北出菜奈 / Dark Snow Angel - YouTube
※追記
舞台の中では他にも曲が印象的な使われ方をしてて
B'zのCallingとかエレカシの風に吹かれてとかこれも凄く良かったです。
勿論こちらも即iTunesでございます。
玲奈さんはライブにも行ったみたいでした。
松井玲奈『エレカシ カシマシ』
⇒ http://amba.to/2dGxzVC #アメブロ @ameba_officialさんから
稽古の時より殺陣も大分進化してました。
ただ、周りの経験を積んだ役者さん達と比べると
まだまだな部分もあったなと言うのが個人的な感想。
ただ、殺陣と一言で言っても
動きや立ち回りを見せる為のものと
ストーリーに沿って組み込まれたものと種類があると思うのです。
そのどちらもがダメだったとは思いませんでした。
殺陣が未経験な中、経験者の人達の中で相応のレベルに持ち込むのは
簡単な事ではないですよね・・・。
で、玲奈さん以外に私の心を奪う人が出てくる訳です。
それがこちら。
兎に角、出演者の皆さんが本当に素晴しくて。特に以蔵役の早乙女友貴さんと桂小五郎の味方良介さんのお二人が本当に素敵だった。これはゲネプロの画像なんだけどこの二人の殺陣シーンは本当ずっと見てたかった・・・。#新・幕末純情伝 pic.twitter.com/u3OcBCGAqV
— 黒い鳥の人 (@blackthrush_r) 2016年6月24日
(因みに画像のもうお一方、間違ってるかもしれません。申し訳ない・・・)
この早乙女さん(金髪のお方)っていうのは大衆演劇の早乙女太一さんの弟さん。
殺陣が上手いのも当たり前なんで褒められて当然なんですよね。
プロフィールの特技が殺陣と日舞というお方ですからw
この方の動きは兎に角段違い。
とても美しくてずっーーーーと見ていられるし、見ていたかった。
そのお相手の味方さんも大変素晴しくて、私はこの2人の殺陣のシーンで
一気に名前を覚え好きになり
出来れば今後も機会があれば舞台を見たいと思っております。
ちなみに玲奈さんの胸を鷲づかみにしたのはこの味方さんで御座います。
まぁ、この舞台をやるとなった時に話題になった
結構激しい下ネタ系の台詞や、胸を揉まれるシーンだキスシーンだという部分。
だーいぶ下世話な感じの記事にする所もありましたし
それを真に受けて玲奈さんやプロデューサーにぐちぐち言い続ける人もいました。
でも蓋をあけてみれば、まーーーーーーどうでもいい事でした。
胸なんてどうせ服の上からちょっと掴むぐらいで
女の私からしたらむしろ「痛そう・・・玲奈さん平気かな・・・」っていう
そっちの心配の方が大きかったです。んなエロい雰囲気のシーンじゃないんですよ。
沖田の生き様に関わるシーンですから。
キスシーンに至っては感動すらしました。
ずっと心を押し込めてきた自分に初めて素直になった沖田が
最後の選別に坂本に送るキスなんです。
ずっと求められてきたけど、それを拒んできた。坂本が生きていた時には
そうする事が自分を否定してしまいそうで葛藤があったんだと思うんですよね。
だからこそのキス。
ただのキスじゃないんですよ。それが凄く良かった。
終わった後、これを理由に見ない人がいるならとても勿体無いなと思いました。
それ位素敵なシーンだったんですよね・・・。あーもう1回観たい・・・。
(因みに、このキスシーンの解釈は個人的なものです)
あらゆる所で話題にされてたキスシーン。私はとても素晴しかったと思う。ラスト30分位、私ずっと泣きっぱなしだったんだけど坂本と沖田のやりとりは特に良かった。他の幕末のキスシーンが同じ展開だったのか知らないけれどとても素敵なシーンだった。真正面でみたかった・・・。#新・幕末純情伝
— 黒い鳥の人 (@blackthrush_r) 2016年6月24日
終わったからもういいよね!!!
— 黒い鳥の人 (@blackthrush_r) 2016年7月24日
幕末のキスシーン、本当美しかった!!!
坂本が死んで、ずっと沖田一筋で日本の事も一筋に想ってきた坂本に対しての最初で最後のキス。
沖田から坂本へっていう流れなんだけどそれがとても自然で美しいシーンなんだ!!私はずっと泣いてた。
はっきり言えば濡れ場なんて無いに等しいですよ。ゲネの写真で胸掴まれてるシーンとキスシーンだけ。
— 黒い鳥の人 (@blackthrush_r) 2016年7月24日
あの胸のシーンだって背景はお前は女なんだって思い知らされるみたいなやつでいやらしい意味合いが強いシーンじゃないし。それを理由に観るのを避けてしまう人がいるなら本当に残念極まりない。
序盤の方に出てくるシーンの話なんですが
「私、紅白出たことあります。」みたいな台詞があるんですよね。
そんな風にキャストに直接関わる事や当時の時事ネタなんかを
結構ふんだんに取り入れてて、笑いも結構起きてる舞台でした。
稽古の段階から、台詞いじったりしてて演じてる側も大変だったろうなーと思います。
これが日が変わったり、公演場所が変わる度にあったみたいなので・・・。
紅白~の流れから初代幕末からのお決まりで
ポケモンのテーマが流れて玲奈さんやその他キャストさんが踊るシーンが入ります。
このダンスの時の玲奈さんが大変可愛くてですね(´¬`*)
当時はネタバレになるから言えなかったんですよー!
1人だけ腰の入れ方が違うんですよねw
ちょっとだけアイドル時代の玲奈さんが垣間見えて嬉しかった瞬間でしたw
幕末の台詞の中で
— 黒い鳥の人 (@blackthrush_r) 2016年7月26日
これからの新撰組は歌って踊れないとダメなんだ!的な流れがあって
沖田玲奈さんが紅白なら出ました。みたいな台詞を言うんだけど
そこ、会場全体ウケててちゃんと通じるんだなぁって。なんといっても客層がSKEヲタだけじゃないからさ。その反応がある事が嬉しかったな。
合間の歌で、玲奈さんが歌う所があるんだけど
— 黒い鳥の人 (@blackthrush_r) 2016年6月24日
私は玲奈さんの低音が好きだから兎に角そこは熱かったー!ダンスをするシーン、腰の使い方が1人違ったのふふwってなったし、ちょっとだけアイドル玲奈さんが垣間見れて私は嬉しかったな・・・。#新・幕末純情伝
タグつけて言えない事いうけど、玲奈さんの腰素晴しかったです。←
— 黒い鳥の人 (@blackthrush_r) 2016年6月24日
本当すいません・・・。こんなやつです。私ってやつは・・・。
そんな感じで終始笑って泣いて楽しんだ玲奈さんの初舞台でした。
最後のカーテンコールで真っ直ぐと深くお辞儀する玲奈さんは
私がずっと見てきた玲奈さんでもあり、沖田玲奈さんでもありました。
いい忘れてた!
— 黒い鳥の人 (@blackthrush_r) 2016年6月24日
最後カーテンコールの時、整列して一礼するんだけど
玲奈さん綺麗なお辞儀だった。とても玲奈さんらしかった。でもマジすかの時でもいわれてたけど、その役としての一礼だった。沖田のお辞儀。素敵でした。#新・幕末純情伝
こういう玲奈さんが好きなんですよね・・・。
因みにネタバレになるので言えなかった感想がもう1つ。
実は最後にもう1つ大きな秘密を抱えてた沖田玲奈さんが覚醒するシーンがあるんです。
女である事に加えて、実は姫でもあった玲奈さん。その覚醒シーンが一番ゾクゾクしました。
立場のある菊姫としての台詞はもう女だとか男だとかじゃないんですよ。
国の中心にいる人としての言葉。震えました・・・。
格好よかったな・・・玲奈さん・・・。あのシーンはもう1度観たかった・・・。
沖縄でみれたら凄い良かっただろうな・・・(遠い目)
最初に匂わすシーンはあるんだけど
— 黒い鳥の人 (@blackthrush_r) 2016年7月23日
最後に沖田玲奈さんが覚醒するシーンがあって兎に角そこに入った瞬間が素晴らしいの!秘めてた気持ち・立場を全部解放して発する台詞がとてもとても格好よくてそこには男だとか女だとかっていうくくりは意味を成してなくて、人としての強さと儚さがあって…。
その想いを受け止めて覚醒する菊姫玲奈さんの女でもなく男でもない
— 黒い鳥の人 (@blackthrush_r) 2016年7月24日
上に立つ人間として吐き出す台詞。
このシーンとキスシーンとの落差も素晴らしかった!
キスシーンだ濡れ場だって印象で見なかった人が居たとしたら呪いたい位、本当に沢山の人に見て欲しいキスシーンと菊姫覚醒シーンだった。
基本つかこうへい作品は映像化はしないそうなので
再演以外に手段がないし、そもそも同じキャストの再演もないんですよね・・・。
あの玲奈さんを是非、皆に見てほしいものです・・・。
過去のツイートを元に記憶を掘り起こして長々と感想ブログを書いてみましたが
始めると結構色々思い出すものですね・・・。
1年に1舞台は役者としては欲しいなと思ってたんですが
今年も早速舞台が決まりました。有難う御座います。(誰目線だよ)
ベターハーフ
「ベター・ハーフ」とは、自分が必要とする、もう一人のこと。
ーー天国でひとつだった魂は、この世に生れる時に男性と女性に分けられて別々に生まれてくる。
だから、現世で天国時代のもう片方の自分に出会うと、身も心もぴたりと相性が合うと言われる。
その相方をベター・ハーフと呼ぶ。
始まりは、嘘と誤解だった。若い諏訪は、中年の上司から
「自分の代わりにネットで知り合った女性とデートして欲しい」と言われる。
なぜなら、「お前の写真を俺だと言って送ったから」と。
諏訪を待っていたのは、トランスジェンダーの友人に頼まれて、身代わりのデートに来た平澤だった。
友人もまた、自分の写真を送れなかったのだ。
こうして、若い男女と、中年の男と、トランスジェンダーの女性の四人が
ぶつかり、笑い、別れ、慰め、歌い、闘う恋の物語が始まった。
今回は4人だけの舞台で殺陣やダンスはないお話。
しかも相手は舞台経験の多い方ばかり。楽しみだなぁ・・・。
しかも今回は全国4箇所公演が既に決まってます。(東京・名古屋・大阪・福岡)
まだまだ間に合いますよ、ファンクラブ!←
是非機会があったら、舞台で生きる玲奈さんを覗いてみて下さい。
アイドル時代の玲奈さんではないけど
その時好きだった玲奈さんは確実に存在していますから。