SMAP 25 BESTに入らなかった曲の話をしようよ
本日朝起きて最初に目にしたニュースがSMAPの最後のベストアルバムの
曲目が決まったというものだった。
私自身はどれも思い入れがあって投票はしなかったのだが
思っていた通りのものが収録されていて概ね満足だった。
一番入れて欲しかったSTAYは、何なら投票1位まで獲得していたし
メンバー紹介楽曲は最初に作られたFive True Loveから
3曲とも全てランクインし、綺麗に3枚に1曲づつ割り振られる形となった。
1つだけ残念だなと思ったのはシングル曲の「しようよ」が
ランクインしなかった事。
そもそも25年活動してきたグループの曲を50曲に絞ろうっていう時点で
どうしたって入らないものは出てくるのだが
常々、この「しようよ」の素晴しさを語りたいなと思っていたので
この機会にブログに書く事にしようと決めた。
SMAPの しようよ は
17枚目のシングル曲でまだ6人グループの頃に発売されたものだ。
当時オロナミンCのCMソングに使用されていたので
聞き覚えがある人もいるかもしれない。
清涼飲料?のCM曲に使われているもののイントロからして大人っぽい雰囲気で
とてもメロディアスに始まる。シルエットバックで踊る6人がとても格好いいのだ。
この頃のSMAPといえばアイドルの王道を少し外した
$10が売れたり、それまでの作詞・作曲家をあえて使わなかったり
歌詞も大人っぽい感じだったりと色々な模索が見て取れる時代だと思う。
ダンスも激しく踊るものではなく、一番若い慎吾ちゃんですら大人っぽく見える仕上がりになっているのがこのしようよだと思う。
作詞は森浩美 作曲はJimmy Johnsonとなっているがこれは馬飼野康二の別名義だ。
この二人といえばSMAPのデビュー曲も担当しているし
笑顔のゲンキ・雪が降ってきた・オリジナルスマイルとSMAPといえば
出てくる曲の作詞・作曲を担当してきた二人である。
SMAPだけでなくジャニーズ楽曲といえば、といっても過言ではないかもしれない。
この曲の一番注目したいところは大サビ後の
中居・木村の2トップパートだ。
話そうよ 目を見れば分かるなんて ちゃんと言わなきゃ分からない
君がいなけりゃさみしい
正直に どんなことでもかまわない 話をしようよ
歌詞の通り、このパートを二人で向かい合って歌い
終わり間際にハイタッチをして交差して全員の所に戻る。
こんな小さな振りの1つでも、今となってはぐっとくる様な状況になってる事が
とても残念だが、この曲がまた披露されるような時代が来る事を願って・・・。